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足が臭くなる7つの要因

においの基礎知識 足・靴のにおい
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毎日お風呂に入ってちゃんと洗っているのに、どうして足は臭くなってしまうのか・・・。

このように思われた経験がある方はたくさんいらっしゃると思います。

家に帰って靴を脱いだら下から臭いが込み上げてきて・・・。その原因が自分の足だったら、かなりショックですよね。

自分の家ならまだしもそこが友人や恋人の家だった場合、足が臭いというレッテルが貼られてしまうかもしれません。

実は、足は体の部位の中でも、臭くなる要因が重複している部分です。1つだけならまだマシなのですが、知らず知らずのうちに3つ、4つ、5つと臭くなる要因を踏んでいる可能性があります。

そこで今回は「足が臭くなる7つの要因」を、1つひとつ詳しく見ていこうと思います。

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1.足と靴のサイズが合っていない

靴のサイズは、小さい過ぎても大き過ぎてもNGです。

まず足よりも靴のサイズが小さい場合ですが、足が常に圧迫されてしまいます。このため靴の中の通気性が悪くなるだけでなく、足裏の汗が出やすくなります。通気性が悪い上に汗が増えるので、蒸れて臭くなりやすいです。

また靴のサイズが大きすぎる場合ですが、これも蒸れが解消されにくい状態です。靴にはもともと「ポンプ作用」が備わっており、足裏に体重をかけたときに、靴の隙間から湿った空気が外に出ていく働きがあります。つまり、歩くことによってしめった空気が換気されるわけです。

大きいサイズの靴は一見通気性が良さそうに見えますが、実際はそうではありません。ポンプ作用がうまく働かないので、結果的に蒸れやすくなります。

足の臭いを防ぐ第1歩は、まずは自分の足のサイズに合った靴を選ぶことです。歩きやすさや靴ズレの予防にもつながるので、しっかり選びましょう。

 

2.足裏に古い角質がたっぷり残っている

足裏の厚い角質は、足裏を傷つけないように保護する働きがあります。

しかし、古い角質が残っていると雑菌のエサとなり、臭いの原因になってしまいます。「コリネバクテリウム」や「ブドウ球菌」などが雑菌のエサとなる細菌なのですが、これらが古い角質に住みつきやすいです。

さらに汗によって湿度が高くなると、細菌はさらに増殖していきます。足裏の古い角質がきっかけとなり、細菌が増殖して嫌な臭いを作ってしまうのですね。

このため定期的の足裏の角質ケアを行い、古くなった角質をきれいに取ってあげましょう。これも足裏の臭い予防につながります。

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3.爪が伸びっぱなしになっている

ご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、足の指の爪垢(つめあか)は強烈に臭いです。

もししばらく足の親指の爪を切っていない方がおりましたら、つまようじを使って、親指の爪の間に付着した垢を取ってみてください。きっと強烈な刺激臭を放っていると思います。

足の指の爪を伸ばしっぱなしにしておけば、それだけ爪垢が溜まりやすく、蓄積されていきます。それが臭いの元となり、足全体を臭くしてしまいます。

爪を伸ばすということは、爪垢も溜めるということです。定期的に足指の爪を切り、清潔な状態を心がけましょう。

 

4.同じ靴を毎日履いている

同じ靴を履いている人

気に入った靴や仕事で履く靴は、毎日履いてしまうケースが多いと思います。しかし、これも足が臭くなる大きな要因の1つです。

特に靴を履いている時間が長い場合は、要注意。靴の中は湿った状態が継続してしまうために、雑菌が繁殖しやすくなります。

朝から晩までずっと靴を履き、家に帰って就寝。そして翌朝またその靴を履いて出勤すれば、靴の中が完全に乾いていない状態、つまり雑菌が繁殖途中の状態で靴の中を高温多湿にしてしまいます。

これが1日だけでなく週5日続いてしまえば、土日だけでは回復できないぐらい臭いが染み付いてしまいます。

したがって、いつも履く靴は最低2足以上準備し、2日連続で同じ靴を履かないようにしましょう。3足準備して2日置きに履くのがベストですが、1日置きでも十分臭い予防には役立つと思います。

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5.肉食系の食生活も、足の臭いの要因になる

お肉には動物性タンパク質が豊富に含まれており、健康にも良い食べ物です。

しかし同時に皮脂の分泌を促進させたり、代謝機能を活性化させる働きもあり、これが足の臭いの要因にもなってしまいます。

お肉を食べること自体は悪くないのですが、大切なのがバランスです。

・お肉の食べ過ぎに気をつけること。

・栄養バランスを考え、ビタミンやミネラルが豊富な野菜、果物、海藻類もちゃんと食べること。

この2つも意識しながら、毎日何を食べるか決めていきましょう。時にはお肉の代替メニューとして、魚や大豆系食品(豆腐など)を食べるのもお薦めです。

食事の栄養バランスを気をつけることは、生活習慣病の予防や、健康全般にも非常に役立つものです。ある意味一番大切な部分かもしれません。

 

6.足を洗った後に、ちゃんと乾かしていない

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お風呂で足を洗った後にしっかり乾かさなければ、蒸れる原因になります。そして雑菌が繁殖し、足が臭くなります。

夜お風呂に入った後であれば裸足のままゆっくりするケースが多く、足が蒸れる心配も少ないかもしれません。

しかし、注意すべきは「朝出かける前にシャワーを浴びる場合」です。時間に追われていると、足を十分に拭かないまま靴下&靴を履いてしまう可能性があります。

そのままずっと靴を履き続けていれば、足の中では想像以上に雑菌が繁殖してしまいます。

このため慌しい朝であっても、足はちゃんと拭いて乾かしてから靴下と靴を履くようにしましょう。

 

7.精神的なストレスが原因で、足が臭くなることも

汗が出る原因の1つに「精神的なストレス」があります。緊張すると暑くもないのに大量の汗をかいてしまう方もいますが、これも精神的なものが要因となって汗が出ています。

このようなストレスによる発汗作用を「精神性発汗」と言うのですが、これも足が臭くなる要因の1つです。

仕事でストレスを抱える日が続けば、それだけ足の汗もかきやすくなる可能性があります。そしてやがては臭ってしまうかもしれません。

これを防ぐためには、ストレスを溜めずに発散すること、足が臭いことを気にしすぎないこと、そして上記の6つのことを実践していくことが大切です。

 

8.まとめ

いかがでしょうか。一言で「足が臭い!」といっても、そこには上記のような様々な要因が隠されています。

全部まとめて改善できれば良いのですが、なかなか難しい部分もありますよね。

そこでおすすめなのは、「最も自分が該当している要因」から1つずつ改善していく方法です。可能なところから改善していくことで、少しずつ足の臭いも和らいでいくと思います。

また、既に靴が完全に臭くなってしまった場合は、その靴はしばらく履かない方が無難です。まずはしっかりと洗って乾燥させ、可能な限り臭いを除去していきましょう。

そして新しい靴は履くときは、上記の要因も意識するよう心がけたいですね。

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