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プラスチック容器のお弁当箱にこびり付いた嫌な臭いを取る方法

生活のにおい
この記事は約 5 分で読めます。 18,536 Views

軽くて持ち運びも便利な、プラスチック容器。

お弁当箱にもよく使われるものですが、毎日使い続けていると「嫌な臭い」が残ってしまうこともありますよね。

美味しいおかずを作って詰めているのに、お弁当箱を開けた瞬間に生臭いにおいが・・・。

これではせっかくのお料理が台無しになってしまいます。

そこで今回は、プラスチック容器に嫌な臭いが付きやすい原因と、これを簡単に取る方法をまとめました。ぜひ参考にしてくださいね♪

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プラスチック容器のお弁当箱は、どうして臭いやすいの?

なぜ、プラスチック容器に臭いが付きやすいのか。その原因の1つは、表面の形状です。

容器の内側は一見なめらかに見えますし、凸凹が全く無いように思えます。しかし、顕微鏡レベルで微細な形状をチェックしてみると、表面は私たちが思っている以上に凸凹しているものです。

ここに嫌な臭い成分が入り込んでしまい、簡単には落ちてくれません。何度もこのような状態が繰り返されると、次第に臭いがこびり付いてしまいます。

またプラスチックは陶器のように頑丈ではなく、傷も付きやすいです。さらに油と馴染みやすい性質を持っています。

見た目はすっきりしているプラスチック容器ですが、実際のところは”臭いがつきやすい”特性もいくつか抱えているのですね。

 

どんなお料理を詰めた時に、臭いが付きやすいか。

お弁当箱に臭いが付きやすいかどうかは、詰める料理によっても異なってきます。

一般的に、油分の多いお料理は臭いが付きやすいです。特にお肉等の動物性の脂は臭いが残りやすく、調理方法によってもその度合いが異なってきます。

例えばメンチカツなどは中にお肉が詰まっているものの、外側は植物性の油で揚げているケースが多いと思います。

一方ハンバーグの場合は、お肉の肉汁や脂がそのままタッパに付いてしまいます。このため揚げ物よりも、ハンバーグのような動物性の脂が直接付いてしまうお料理の方が、臭いが付きやすいと言えるでしょう。

その他、カレーやキムチなどのもともとにおいの強いお料理や、ネギや玉ねぎ、ニンニクなどの強い香りを持った食材も、お弁当箱に臭いが付きやすいです。

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お弁当箱の嫌な臭いを取る方法

お弁当箱の臭いを取った人

プラスチック容器のお弁当箱にこびり付いた嫌な臭いを取る方法は、意外とたくさんあります。1つひとつ見て行きましょう!

木炭

洗ったお弁当箱に木炭を入れてお水で浸し、しばらく放置しておきます。炭には吸着作用があるので、嫌な臭いを取り除いてくれます。消臭剤としても炭が使われることがありますね。

また、お料理にも使う「お酢」を浸してしばらく置いておくことも、消臭効果が期待できます。

お米のとぎ汁

プラスチック容器にお米の磨ぎ汁を入れて、30分ぐらい放置します。その後は食器用洗剤を使って洗えばOKです。お米の磨ぎ汁に浸けておくことで、臭いが取れやすくなります。

お米の磨ぎ汁には「米ぬか」が含まれているのですが、界面活性剤のような働きがある「タンパク質」も含有しています。

塩水

容器にお水と塩を入れて濃い目の塩水を作り、フタを閉めて振ります。もし臭いが取れない場合は、塩水を含ませたスポンジを使ってこすり洗いましょう。

柑橘類の皮

レモンやオレンジ、ライムなどの柑橘類の皮には「リモネン」という成分が含まれています。リモネンは脱臭効果があるので、お料理では使わない皮も有効活用できますね。

方法はプラスチック容器にレモンやオレンジの皮を入れて、電子レンジで少し温めればOKです。

茶がら・コーヒーのかす

茶がらやコーヒーのかすには、嫌な臭いの原因になりやすい「アンモニア」を分解する性質があります。使い方は簡単で、茶がらやコーヒーのかすをそのままプラスチック容器に入れて、2~3日置いておけばOKです。

重曹

プラスチック容器にぬるめのお湯を注ぎ、そこに重曹を入れて溶かします。そしてしばらく置いておきましょう。もし1回で臭いが取れない場合は、2~3回ぐらい繰り返すことで、効果もプラスされていきます。

アルコール

消毒にも良く使われるアルコールも、お弁当箱の消臭効果があります。消毒用エタノールもアルコールの一種であり、エタノールを使ってもOKです。臭いを取るだけでなく、消毒効果も期待できます。

この他にもキッチンハイターで一晩浸け置きしたり、熱湯に浸けて臭いの原因となる油汚れをしっかり落とす方法もあります。

また、フタをしたまま保管しておくと、臭いが篭りやすいです。保管中はフタを取って、空気が巡る状態にしておきましょう。

 

まとめ

プラスチック容器のお弁当箱は見た目がツルっとしており、臭いが付きにくいように思えます。

しかし顕微鏡レベルで細かく見ると、表面は意外と凸凹しており、ここに臭いの原因となる油分が付着しやすい状態になっています。

このためハンバーグのような脂が多いお料理を詰めると、どうしても臭いが付着してしまいます。

でも、この嫌な臭いを取る方法はたくさんあります。木炭、お米のとぎ汁、塩水、柑橘類の皮、重曹、アルコールなど、使えるものは実に豊富です。

使えるものを有効活用し、お弁当箱にこびり付いた嫌な臭いを撃退していきましょう!

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