自分では気付きにくい「生活臭」を消す9つの方法
友人の家に入った時、「ん!?なんか臭う・・」と感じたことはありませんか?
人によっては生臭かったり、秋刀魚のような臭いがしたり、古本のような臭いが漂っていることもあります。
住んでいる人によって臭いが異なるのですから、ちょっと不思議ですよね。
そのような家に篭るにおいの正体は、ズバリ「生活臭」です。部屋の片付け方や生活習慣、趣味嗜好によって、自然と部屋に臭いが染み付いてしまうのですね。
そこで今回は、生活臭の特徴や周囲に与える影響、嫌な生活臭を消す9つの方法についてご紹介します。
目次
1.自分では気付きにくいからこそ、注意が必要な生活臭
玄関を開けると、不意に漂ってくる独特なにおい。このにおいは、住んでいる本人はなかなか気付きにくいものなんです。
その理由は、本人がそのにおいに対して、あまりにも慣れすぎているから。ある意味その生活臭に対して麻痺している状態であり、全く何も感じないわけです。
部屋に染み付いたにおいは、そこで保管してある衣服にも移ります。その服を身にまとって外に出るわけですから、本人は全く気付きません。
知らず知らずのうちに、自分自身の生活臭で相手を不快にしている・・。なんていうケースも出てきます。だからこそ注意が必要なんですね。
2.生活臭が、あなたの印象を台無しにする危険性も
どんなにかっこいい、あるいは可愛い人であっても、その人から陰気臭いにおいが漂ってきたら・・。きっと一瞬にしてその人のイメージが崩れてしまうと思います。
外見はいいけれど、生活はだらしなさそう。など、その人に対して、勝手に嫌なイメージが沸きあがってくるものです。
これとは逆に見た目が普通でも、その人から清潔感のあふれる匂いが漂ってきたら・・。その人の印象は間違いなく良くなりますよね。「仕事や勉強をしっかりやってそう」とか「清潔感があっていいな♪」などのイメージが自然に出てきます。
生活臭は、他人に対するイメージを無意識で決めてしまうものです。あなたの印象を台無しにしないためにも、できるだけ生活臭を無くしていく必要があります。
3.生活臭の原因となるもの
生活臭の原因は、1つではありません。様々な要因(におい)が結びついて、その部屋の臭いを作っています。生活臭の原因となるものを上げてみると・・。
○料理や食材のにおい
○こぼした調味料のにおい
○自分自身、または家族、同居人の体臭
○靴のにおい
○ペットのにおい
○カーペットやフローリング、玄関マットなどのにおい
○枕やシーツのにおい
○本や雑誌のにおい
などなど、実にたくさん存在しています。このような生活臭の原因が分かると、その対策も自然と見えてきますね。
4.生活臭を消す9つの方法
私たちの家に染み付いた生活臭は、努力次第で取り払うことも可能です。以下に、生活臭を消すための具体的な方法をピックアップしましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
1.部屋を喚起する
出来るだけ早く生活臭を消したい時は、喚起するのが一番です。部屋の風通しが悪いと、いろんなにおいが篭りやすくなります。やがては衣服にもそのにおいが付いてしまうので、要注意。
喚起する時は、2つの窓を開けるのがおすすめです。空気が循環しやすくなります。窓が1つしかない場合は、ドアも開けたり、扇風機を使うなどして空気の流れを作りましょう。
日頃から喚起する習慣を身に付けておくことは、生活臭の予防にも役立ちます。
2.洗えるものは、定期的に洗う
部屋の中で意外と臭いが付きやすいのが、布製品です。布団やベットのシーツ、枕カバーはもちろんのこと、浴室の足拭きマット、玄関マット、キッチンマット、ソファーカバー、クッションカバーなど、洗えるものはたくさんあります。
普段接触するものが多いものほど、臭いが付きやすいと考えて良いでしょう。洗えるものは定期的に洗って、臭いを一蹴していきたいですね。
3.水回りをきれいに掃除する
台所などの水回りで”臭い!”と感じたことはありませんか?この生臭さは、生活臭の大きな原因の1つです。
また、油汚れや料理から飛び散った汁、水垢などは、台所の様々な場所に付着しています。長時間放置しておけばその臭いは少しずつ強度を増し、やがては臭いとはっきり感じてしまうことも。
特に排水溝は嫌な臭いが付きやすいので、洗剤や重曹を使ってきれいに掃除することが大切です。
4.下駄箱や玄関の掃除をする
玄関は、家の第一印象でもあります。臭い靴がたくさん並んでいたら、せっかくの印象が台無しです。靴は、丸めた新聞紙を中に詰めておくことで湿気を吸い込み、嫌な臭いを予防できます。
またどうしても臭くなってしまう場合は、靴を定期的に洗いましょう。靴の下敷(インナー)を洗うだけでも違ってきます。
下駄箱や玄関は毎日お掃除する必要はありませんが、週に1回、または2週間に1回ぐらいの頻度で定期的にきれいにしたいですね。
5.芳香剤を置いておく
好きな匂いの芳香剤を置いておくことは、生活臭の低減に役立ちます。
しかし、家の中に完全に生活臭が染みついている場合は、根本的な解決にはなりません。あくまでもほのかに香らせるぐらいに考えて、まずは生活臭の原因を取り除くことが大切です。
6.絞ったタオルを、部屋の中で振り回す
お湯で濡らしたタオルをきつく絞り、部屋の中で振り回します。すると部屋の空気中に漂う臭いの原因物質がタオルに付着し、生活臭の軽減につながります。
特にタバコの臭いに対しては効果的。ニコチンは水溶性であるため、濡れタオルが吸着しやすいのですね。また、タオルを濡らす時にアロマオイルなどを含ませると、良い香りを漂わせることもできます。
7.フライパンで茶殻を炒る
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、緑茶には消臭効果があります。茶殻とはお茶を煎じた残りかすなのですが、これをフライパンで炒ると、消臭効果を発揮してくれます。
8.レモンを煮る
お鍋に中にレモンとお水を入れて、煮立てます。するとフレッシュなレモンの香りが部屋の中に漂い、意外と長持ちします。料理で残ったレモンが出た時など、ぜひやってみたいですね。
9.コーヒーかすを置いておく
コーヒーかすには脱臭効果があるので、部屋の中の臭いが気になる部分に置いておくことで、嫌な生活臭の予防に役立ちます。またお掃除する前にコーヒーかすを床に撒き、少し置いてから掃除機で吸い取るのも効果があるそうです。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。生活臭は自分では意外と気づきにくいものです。このため外から家に帰ってきた時など、注意深く部屋のにおいを嗅いでみましょう。
そしてもしちょっとでも臭った場合。周囲の人たちに生活臭を感じさせている可能性は大です。異なる環境で生活している周囲の人たちだからこそ、他人の生活臭に敏感になります。
生活臭を消すためには、まずは部屋の喚起を定期的に行うことが大切です。
その上で小まめにお掃除すること、洗えるものは出来るだけ洗うこと、芳香剤を置いたり、水回りを綺麗にしたりなど、生活臭を消す方法はたくさん存在しています。
自分では気付きにくい生活臭をしっかり予防して、周囲の人に好印象を与えられるようにしたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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